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日野自動車・関西電力、電動商用車導入・運用支援の新会社設立へ

2021/4/27(火)

新会社「CUBE-LINX」のサービス
(イメージ)

日野自動車株式会社(以下、日野自動車)は、関西電力株式会社(以下、関西電力)と共に、トラック・バスなどの電動商用車(以下、電動車)の導入・運用に関する輸送現場の課題解決を目指し、新会社「CUBE-LINX(キューブリンクス)」設立に向けた合弁契約を締結した。4月22日付のプレスリリースで明かしている。

カーボンニュートラル実現に向けた電動車の導入が進む一方で、輸送の現場では課題が顕在化している。EV導入にあたっては、車両の契約に加えて充電設備の設置や電力使用契約など、複数事業者との煩雑な手続きがあり、導入のハードルとなっている。また、日々の運用においては、非効率な充電による稼働率悪化や稼働中の電力不足を避けるために、緻密な運行管理や充電管理が必要だ。

日野自動車と関西電力は、新会社を通じて商用車・電力に関する両社の知見を活用し、電動車導入・運用における課題に対するソリューション提供に取り組むという。さまざまな車両メーカー、設備メーカー、ITベンダー、電力会社が参加可能なオープンなプラットフォームの構築を目指し、事業者の事業形態や車両の使い方に合わせた最適なソリューションをパッケージ化し、月額定額制サービスとしてワンストップで提供する。

新会社の提供するサービスは、「電動車導入サポート」と「電動車稼働およびエネルギー利用の最適化マネジメント」だ。「電動車導入サポート」では、電動車の導入時に必要となる車両や充電設備といったハードおよびITシステムを月額で提供する。「電動車稼働およびエネルギー利用の最適化マネジメント」では、運行管理システムとエネルギーマネジメントシステムを融合し、最適な充電・配車計画、および電池残量を考慮した走行ルートを生成することで、事業所、および車両の電力需要をトータルマネジメントする予定だ。

なお両社は、今後関連する業界のさまざまなパートナーや社会の物流MaaS進展とも連携しながらサービス内容を拡充し、事業を成長させていくという。将来的には、自動運転車の運行マネジメントなども含め、あらゆる商用車を対象とするプラットフォームを目指す。ユーザー目線での電動車普及、および商用車の稼働の全体最適化を通じて、利用者のビジネスと輸送業界の発展、そして社会全体の持続的成長に貢献すると述べている。

■日野自動車社長である下 義生氏のコメント

「社会全体におけるカーボンニュートラル対応に向けては、パワートレーン電動化の効果を最大化する視点も重要です。関西電力様との協業を通じ、電動車導入のサポートから日々の確実な稼働を支えるマネジメントまで含めたトータルソリューションを提供することでお客様の環境経営を支え、輸送業界のカーボンニュートラルに貢献していきたいと考えています。」

■関西電力社長である森本 孝氏のコメント

「ゼロカーボン社会の実現に向けて、当社はエネルギー需給の両面で様々な取組みにチャレンジしています。日野自動車様との本取組みはその先駆けとなるものです。この取組みを通じて広く事業者に開かれたプラットフォームを構築し、サービスプロバイダーとして電動車の導入から日々の運用までを一貫して、長期にわたりお客さまをサポートすることで、電動車の普及に貢献していきたいと思います。」

(出典:日野自動車 Webサイトより)

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