日立グループ企業、EV充放電器を一括管理するアプリケーション販売開始
2024/8/5(月)
株式会社日立情報通信エンジニアリングは8月1日、多数のEV充放電器※を一括で制御する「EV充放電の群管理アプリケーション」の販売開始を発表した。
同アプリケーションは、多数のEV充放電器の消費電力を目標とするデマンド値※2以下となるよう個々に制御最適化を図るプラットフォームだ。つながるデバイスをまとめて「群」とみなすことで1つの大きな電力リソース、1つのバッテリーとして最適に制御し、電気料金の低減に寄与する。※1 電気自動車の充放電器のほか、充電器を含む
※2 デマンド値:30分ごとの平均使用電力量(内、月間で最も大きい値は、電気の基本料金の算出元となる最大デマンド値)(プレスリリースより)
※2 デマンド値:30分ごとの平均使用電力量(内、月間で最も大きい値は、電気の基本料金の算出元となる最大デマンド値)(プレスリリースより)
さらに、同アプリケーションでは、複数メーカーが混在していても利用できる。車両ごとの予約時間(充電完了リクエスト時間)と充電残量した予約充電や、特定のEVを先に充電する優先充電の設定も可能だ。
なお、同社は、今後もエネルギーマネジメント分野における課題解決に貢献するため、パートナー各社と広くオープンな連携を行う。そして、エンドユーザーのメリットを最大化するソリューションの展開によりプラットフォームビジネス拡大を目指すと述べている。