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中国の宅配事情、最前線 !発送から受取りまでが可能な「豊巣(Hive Box)」

2018/2/13(火)

中国、広州の住宅街にある「豊巣(Hive Box)」

中国、広州の住宅街に佇むロッカー。日本でよく見かける手荷物を一時保管するためのロッカーではなく、中国ではメジャーなスマート速達ボックス「豊巣(Hive Box)」だ。時間を問わず、無人で受取りと発送が可能。中国の巨大な国土を行き交うインターネットによる通信販売を支える重要なツールだ。

同サービスを手掛ける会社「豊巣」※は2015年6月に設立されている。宅配事業を手掛ける「順豊(SF express)」「申通(STO Express)」「中通(ZTO Express)」「韻達(Yunda)」、物流施設の開発・運営を専業としている「GLP(グローバル・ロジスティック・プロパティーズ)」の5社が共同出資している。

※中国表記は「深圳市丰巢科技有限公司」
ロッカーは標準仕様で84個のBOXがあり、全体の高さは2.1m、幅4.5m、奥行0.5mのサイズ。主に、住宅団地、学校、病院、企業、オフィス街などに設置されている。

小(高さ8cm×幅34 cm×奥行45 cm)、中(高さ19cm×幅34 cm×奥行45 cm)、大(高さ29cm×幅34 cm×奥行45 cm)の3サイズのロッカーがあり、書類などの小さな荷物から大きな荷物まで、幅広く対応している。有線、4G、wifiなどのネットワークが利用可能で、ロッカーの個数や監視カメラ、屋根などはオプションでカスタマイズされているという。

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