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HW ELECTRO、ENEOSウイングと250台の販売契約締結

2023/2/28(火)

HW ELECTRO株式会社(以下、HW ELECTRO)は、株式会社ENEOSウイング(以下、ENEOSウイング)と250台の販売契約を2023年2月に締結した。2月27日付のプレスリリースで明かしている。

昨今、地球温暖化とピークオイルという2つの社会問題から、EVに対する注目度が高まっている。また、企業においても社会的責任の観点から、商用車のEV化が加速している。

HW ELECTROは、次世代の多用途EV商用車「ELEMOシリーズ」の製造、販売を行うファブレスメーカーだ。2021年4月に輸入小型のEV商用車として国内で初めてナンバーを取得し、2021年7月24日より「ELEMO」、11月20日より「ELEMO-K」の販売を開始した。2023年初夏には、中型バン「ELEMO-L」の販売開始を予定している。



一方、ENEOSウイングは、ENEOSグループのグループ会社だ。石油製品・自動車用品の販売や、キーパー販売、オートリース・車検等を行っており、ADAS対応の整備網を有している。さらに、同社は、サービスステーションでガソリンなどの燃料を販売するだけではなく、EVの充電・整備等、今後のEV市場に対応する事業を展開したいという構想を持っていたという。

両社は、今回の販売提携を通じ、ラストワンマイルの配送事業者をメインターゲットに置き、全国ENEOSウイングでELEMO-K200台を販売する。さらに、最新のBOSCH(ADAS)エーミングシステムを配備した16拠点で販売・整備実施を開始する。ENEOSウイングが管轄するサービスステーションでのEVのメンテナンス体制も構築する予定だ。さらに、両社は、ELEMO-Kの包括的業務提携を4月までに実現するために、検討を開始するという。なお、両社は、EVによるサービスステーションの活性化や、商用車のEV化を通じた環境問題への貢献に努めると述べている。

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