いすゞとトヨタ、次世代FC路線バス実用化に向け共同開発に合意
2025/10/1(水)
いすゞ自動車(以下、いすゞ)とトヨタ自動車(以下、トヨタ)は9月29日、次世代燃料電池路線バス(以下、次世代FC路線バス)の実用化に向けて、共同で開発を進めることに合意したと発表。2026年度より、いすゞと日野自動車(以下、日野)が50%ずつ出資するジェイ・バス宇都宮工場で生産を開始するという。
今回新たに開発する次世代FC路線バスは、2002年よりバス事業の協業を進めてきたいすゞ・日野両社が2024年度にそれぞれ市場投入したBEVフルフラット路線バス(いすゞが企画・開発・設計、ジェイ・バスが製造)のプラットフォームをベースに、トヨタが開発した燃料電池システム(FCシステム)を組み合わせる。いすゞとトヨタは、路線バスのゼロエミッション化の一環として次世代FC路線バスを共同で開発しており、BEVとFCVの部品の共通化により、コストの低減を図っていくという。
なお、両社は、連携し、2025年5月に経済産業省が選定した「燃料電池商用車の導入促進に関する重点地域」をはじめ、各地域の行政や事業者と連携し、次世代FC路線バスの利用拡大により、CO2の着実な削減に貢献していくと述べている。
(出典:いすゞ Webサイトより)