いすゞ、商用EV向けエネマネ提供開始 エルフEVの最適運用支援
2025/12/10(水)
いすゞは12月1日、商用BEV向けのエネルギーマネジメントサービス「SmartEVer(スマートイーバー)」の開発と提供開始を発表した。
いすゞは、2023年3月、エルフEVの市場投入に合わせ、商用BEV導入時の課題を包括的に支援するトータルソリューションプログラム「EVision」の提供を開始した。さらに、2024年10月より伊藤園、アイ・グリッド・ソリューションズと連携し、エルフEVを使用したエネルギーマネジメントの実証を実施。同サービスは、それらの知見と技術を反映したものだ。
また、同サービスでは、アイ・グリッド・ソリューションズのエネルギーマネジメントプラットフォーム「R.E.A.L. New Energy Platform」が施設の電力使用量の実績・予測データを分析する。その結果は、いすゞの商用車情報基盤「GATEX」に連携され、GATEXが各車両に必要となる最適な充電量を算出し、各車両へ充電の受け入れ量を指示。これにより、各車両側で指示通りの受け入れ量で充電し、施設全体の電力ピークの超過を抑制する。また、エルフEVには通信で充電のON/OFFを制御する機能が備わっているため、充電器と車両の紐づけが不要となり、任意の駐車スペースで充電管理が可能となるという。









