J-QuAD、NTTデータオートモビリジェンス研究所に出資・業務提携
2021/4/8(木)
株式会社J-QuAD DYNAMICS(以下、J-QuAD)は5日付のプレスリリースで、次世代自動運転・先進安全支援領域におけるソフトウエア開発を強化するため、車両ソフトウエア開発環境技術を持つ株式会社NTTデータ オートモビリジェンス研究所(以下、ARC)に出資したことを明かした。日本電信電話株式会社のグループ会社である株式会社NTTデータMSEの保有するARC株式のうち、13,990株(10.00%)をJ-QuADに譲渡する。
また、今回の資本参加を通じ、J-QuAD、ARC、および株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、安心で快適なモビリティ社会の実現に向け、自動運転・先進安全支援領域の開発環境の共同開発・研究を中心とした3社の業務提携を結んだ。
J-QuADは、安心で快適なモビリティ社会を実現するため、株式会社デンソー、株式会社アイシン(旧アイシン精機株式会社)、株式会社アドヴィックス、株式会社ジェイテクトの4社が2019年4月に設立した。自動運転の実現に必要なセンサーやステアリング、ブレーキを、より高度に連携させるための車両統合制御ソフトウエアの技術開発に取り組んでいる。また、今回の資本参加を通じ、J-QuAD、ARC、および株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、安心で快適なモビリティ社会の実現に向け、自動運転・先進安全支援領域の開発環境の共同開発・研究を中心とした3社の業務提携を結んだ。
J-QuAD、およびNTTデータグループは双方の強みを生かして、ARCの技術・ノウハウの実用化を目指すとともに、共同研究を通じて新たな技術創出に取り組む。J-QuADは、これらの取り組みを通じて、次世代自動運転、先進安全支援の開発に必要な管理ツール・開発ツール・仮想シミュレーション・シナリオ生成技術などのソフトウエア開発環境の整備や開発の効率化・高度化を目指すという。
なお3社は、自動運転・先進安全支援領域のスピーディーな展開に貢献し、次世代モビリティ社会の実現に向けた取り組みを加速すると述べている。
(出典:J-QuAD Webサイトより)