JINS、移動販売サービス「JINS GO」1号車を稼働開始
2023/1/30(月)
株式会社ジンズ(以下、JINS)は、商品選択から視力測定補助、レンズ加工まで、JINSのサービスをすべて搭載した専用車両による移動販売サービス「JINS GO」1号車を稼働開始した。1月26日付のプレスリリースで明かした。
JINSは、“Magnify Life(マグニファイ・ライフ)=人々の生活を拡大し、豊かにする”をビジョンに掲げ、日本国内で473店舗(2022年12月時点)を展開している。2021年には創業の地・群馬県前橋市に地域コミュニティのハブとなることを目指した施設「JINS PARK前橋」をオープンしたほか、地域が抱える課題に向き合い、共に成長する道を切り開く組織「地域共生事業部」を社内に新設した。そして、地域との共生をJINSのサステナビリティ活動における重要な観点と位置づけ、店舗を起点とした取り組みを進めている。一方で、近隣にJINSの店舗がない場合や、高齢や病気などにより来店が困難な人に、JINSの商品やサービスを提供できていなかった。同社は、この課題を解決するため、視力測定補助やレンズ加工などJINSの基本サービスをすべて提供できるよう改装した車イス昇降機付き専用車両を使用し、今回のサービスを開始する。
同車両は、マイクロバス型の車両をベースに開発したものだ。視力測定器やレンズ加工機も搭載しているため、利用してもらったその日のうちに商品を渡すことができる。また、1号車の活動エリアとしては、関東近郊で来店が困難なユーザーがいる社会福祉施設や、近隣にメガネ販売店が無い地域などへの訪問を想定しているという。
なお、同社は、「JINS GO」について、有事の際には被災地支援などにも活用可能と考えているという。そして、今後は車両を増産し、カバーできる地域を拡大することを視野に入れるなど、地域との新しい関係構築に取り組んでいくと述べている。
(出典:JINS Webサイトより)