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JR東海、ENEOS、日立の3社が水素サプライチェーンの連結に向け基本合意

2024/5/17(金)

東海旅客鉄道株式会社(以下、JR東海)、ENEOS株式会社(以下、ENEOS)、株式会社日立製作所(以下、日立)は5月16日、水素動力車両を導入するために必要な水素サプライチェーンを連携して構築することについて、基本合意書を3社で締結した。
JR東海が目指している水素動力車両の運行には、安定的かつ大量の水素供給が必要。そのため、水素動力車両の開発だけでなく、製造した水素の輸送・貯蔵、車両への充填、搭載・利用といった一連の水素サプライチェーンを構築する必要がある。

3社は、JR東海がディーゼル車両の脱炭素化の手段として開発している水素動力車両の導入に向けて、非電化路線へ安定的に水素を供給し利用することができるよう連携する。それにより、鉄道分野における水素利活用の促進、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していく。また、鉄道車両上でMCHから水素を取り出す国内外で事例のない技術開発にも挑戦していく。

今後3社は、液化水素やMCHを含む様々な水素キャリアを対象として、鉄道に最適な水素サプライチェーンのあり方を検討していく。

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