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「新幹線でリモートワーク」JR東、2月から実証実験

2021/1/29(金)

画像:Adobe Stockより

東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)は、新幹線の座席でもウェブ会議を実施可能な車両(以下、リモートワーク推奨車両)を設定し、利用動向や課題を調査する実証実験を2月1日より実施する。
JR東日本は、グループ経営ビジョン「変革2027」のもと、輸送サービスにおける新たな付加価値の提供を目指している。今回の実証実験では、快適で効率的なリモートワークの実現に向けて各企業と連携を行う。実証実験で得られた結果は、今後の「新幹線オフィス」の検討に生かす方針だ。

通常の座席では携帯電話などでの通話を推奨していないが、実証実験を行う列車についてはウェブ会議や携帯電話などでも通話が可能な「リモートワーク推奨車両」を1両設定する。

利用する際は、乗車券・新幹線特急券を購入して、対象列車に乗車し、実証実験の実施区間内で「リモートワーク推奨車両」へ移動する。利用にあたって追加料金は必要ない。列車により号車は異なり、新幹線オフィスの実証実験の開始駅と終了駅が列車ごとに決められている。

また「リモートワーク推奨車両」に座席指定はなく、B席(3列シートの真ん中)・D席(2列シートの通路側)以外の空いている座席を利用する。満席の場合は利用できない。なお、実施号車の席数は現時点での予定であり、予告なく変更する場合があるとのことだ。

リモートワーク推奨車両の座席例(1号車)

リモートワーク推奨車両の座席例(1号車)



また、今回の新幹線オフィスの実証実験では、Wi-Fiルーターやメガネ型ウェアラブルデバイス「JINS MEME」、スピーチプライバシーシステム「VSP-2」、さらにアルコール除菌シート「Hydro Ag+クロス(アルコール60%)」が体験できる。




さらに、アンケートに協力すればJR東日本の運営するシェアオフィス「STATION BOOTH」の無料利用チケットを貰うことができる。

■新幹線オフィス対象列車

【前半】2021年2月1日(月)~2月12日(金)※土休日を除き実施

【前半】2021年2月1日(月)~2月12日(金)※土休日を除き実施



【後半】2021年2月15日(月)~2月26日(金)※土休日を除き実施

【後半】2021年2月15日(月)~2月26日(金)※土休日を除き実施

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