TAKANAWA INNOVATION PLATFORM提供開始
2025/3/31(月)
東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)は3月24日、TAKANAWA GATEWAY CITYで、鉄道運行データやロボット、Suica等の情報を連携し、滞在時の快適性を高める「TAKANAWA INNOVATION PLATFORM」の提供開始を発表した。
「TAKANAWA INNOVATION PLATFORM」は、街の共創パートナーであるKDDI株式会社と開発したサービスであり、街と鉄道のデータを収集する基盤「TAKANAWA GATEWAY URBAN OS」、街独自のアプリ「TAKANAWA GATEWAY CITYアプリ」、さまざまなロボットを制御する「ロボットプラットフォーム」から構成される。
「TAKANAWA GATEWAY URBAN OS」は、商業、オフィス、レジデンスなど街全体の情報にくわえて、JR東日本が持つ鉄道運行データ(列車の在線位置、車両内の混雑・改札通過情報)を蓄積するデータ連携基盤(都市OS)だ。この都市OSは、利用者の生活に寄り添ったイベント計画や商品開発に活用できる。ビジネス創造施設「LiSH」や「高輪ゲートウェイ駅周辺地区スマートシティコンソーシアム会員」といった街のパートナーに提供し、イノベーションのハブとしての役割を果たすとのことだ。
また、JR東日本は、街を訪れる人々に最新情報を届け、街での快適な滞在をサポートする「TAKANAWA GATEWAY CITYアプリ」を配信開始した。同アプリでは、Suicaとの連携や生成AIを使った情報提供を行うことで、ユーザーの興味・関心に見合った情報をタイムリーに提供することを目指すという。
「ロボットプラットフォーム」については、TAKANAWA GATEWAY CITYで展開するフードデリバリーサービスに活用する。4月のまちびらきイベントではマルシェでドリンクを届け、まちの飲食店が本格的に開業する2025年夏頃に、オフィス内で昼食等を配送するサービスを開始するなど、段階的にサービスを拡充する予定だ。
(出典:JR東日本 Webサイトより)