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KDDIとJR東日本、新宿駅で5G(ミリ波)の通信エリア拡大実証成功

2025/4/28(月)

KDDIと東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)は4月24日、ミリ波の通信エリアを自律的に最適化し構成する無線中継器(以下、ミリ波中継器)を用いて、JR新宿駅ホームで安定した5G(ミリ波)の通信エリアを拡大する実証試験に国内の駅で初成功した※1と発表。1Gbpsを超える通信速度で、安定した通信が可能であることを確認している。

同実証では、JR新宿駅の1番線・2番線ホームや周辺施設といった合計4カ所にミリ波中継器を設置し、列車内でミリ波を用いた5G通信が可能であること、ミリ波を用いた5Gの高速・大容量通信が安定して可能であることであることを確認した。実施期間は2025年2月10日~4月11日だ。

なお、KDDIは、同実証の成果を生かし、駅構内や沿線などの5Gでの高速・大容量通信が可能なエリアの拡大に取り組んでいくという。一方、JR東日本は、高速・大容量通信環境を生かした、新たなサービス展開、鉄道業務のDXに向けて取り組んでいくと述べている。

※1 2025年4月24日時点。KDDI、JR東日本調べ。
※2 1つのアンテナで、基地局から受信するアンテナと増幅して送信するアンテナの両方の機能を備え、アンテナの役割を動的に切り替えて自律的なエリア形成が可能。(プレスリリースより)

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