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JR東日本、NUSと覚書締結 スタートアップ企業の海外進出支援へ

2023/9/22(金)

東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)とシンガポール国立大学(以下、NUS)は9月20日、スタートアップ企業の海外進出や、さらなる国際交流機会の創出を共通の目的とした覚書締結を発表した。

今回の取り組みは、日本とシンガポールを中心とした東南アジア地域におけるスタートアップエコシステムの構築に向けて実施する。また、JR東日本は、2024年度末にまちびらきをむかえる「TAKANAWA GATEWAY CITY」に、イノベーションと起業の拠点を整備。シンガポールのインキュベーション施設「BLOCK71※」が世界各国に有する拠点と連携することで、JR東日本の多様な実証実験フィールド、NUSのグローバルネットワークといった両者の強みを生かす。これにより、相互にスタートアップ企業の海外進出を支援するという。

※ 「BLOCK71」は、シンガポール国内外のスタートアップ企業や多様な人材が集まるスタートアップ集積拠点。(プレスリリースより)

▼関係者のコメント
■シンガポール国立大学 総長 Tan Eng Chye氏のコメント
シンガポール国立大学は、シンガポールと日本の起業家に新たな機会を創出するため、JR東日本とパートナーシップを結ぶことになりました。私たちの専門知識とリソースを組み合わせることで、スタートアップ企業に力を与え、新技術の応用を促進し、両国に社会的影響をもたらすとともに、経済成長を促進するエコシステムの構築を強化したいと考えています。

■JR東日本 代表取締役社長 深澤祐二氏のコメント
シンガポール国立大学をパートナーにむかえ、「TAKANAWA GATEWAY CITY」を拠点としたグローバルなスタートアップエコシステムを構築します。今後も国内外の多様なパートナーとの産学連携を推進するとともに、「100年先の心豊かなくらしのための実験場」として、新たな都市の価値創造に取り組みます。

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