JR東日本とJAL、新輸送サービス提供開始 輸送・通関をワンストップ
2025/12/26(金)
東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)と日本航空(以下、JAL)は12月24日、JR東日本グループの列車荷物輸送サービス「はこビュン」とJALグループの国際線航空貨物輸送を組み合わせた、新輸送サービス「JAL de はこビュン」を2026年1月13日に販売開始すると発表した。
JR東日本とジェイアール東日本物流(以下、JR東日本物流)は2024年7月、新幹線を活用した高速・多量輸送の事業化検証を実施すると発表。さらに、鉄道ネットワークを活用した荷物輸送サービス「はこビュン」の事業化を2025年3月に発表している。
両社グループは、2025年10月に仙台からシンガポールへ梨を輸送する新サービスのトライアルを実施し、このたび正式にサービスを開始することとなった。新サービスの特長は、新幹線と航空機のスピードにくわえ、輸送および通関手続きをワンストップで行うことで各地域から目的地まで迅速に荷物を届けることができる点だ。
また、両社グループは、商品化第1弾として、福井から台湾まで「越前がに」をはじめとした水産品を輸送。地域の特産品を新鮮な状態で輸送し、「ホテルメトロポリタン プレミア 台北」で福井県の食のPRを実施するという。そして、優れた地産品のさらなる海外輸出拡大を通して日本の食の魅力を発信し、地域活性化を目指すと述べている。









