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JR東日本スタートアップら、不要となった衣服を再利用する実証実験開始

2022/7/1(金)

JR東日本グループの株式会社JR中央線コミュニティデザイン(以下、JRCCD)と、JR東日本スタートアップ株式会社(以下、JR東日本スタートアップ)は、不要になった衣服の回収を行い、再利用・資源化する仕組み「MAWASU STATION」の実証実験を開始する。6月23日付のプレスリリースで明かした。

「MAWASU STATION」は、着られなくなった衣服を再利用や資源化によって、再び必要とされるものに生まれ変わらせる循環の仕組みだ。今回は、JR中央線、JR南武線の駅およびJRCCDの駅ビルを回収拠点として、利用者の不要になった衣服を回収し、メンテナンスや抗菌加工を行い、企業ユニフォームなどへの再利用を行う。また、再利用が難しい衣服は、有機物分解処理によって、次の製品の原材料として資源化し再生利用する。

今回の取り組みは、アパレルブランド「ALL YOURS」を運営する株式会社オールユアーズと協業し、SDGs達成に向けた取り組みとして実施する。回収を行う場所は、JRCCDが運営受託しているJR中央線武蔵境駅、東小金井駅、西国分寺駅、JR南武線稲城長沼駅の計4駅、およびJRCCDの駅ビルのセレオ国分寺だ。

また、今回の取り組みは、7月1日から9月30日まで実施する。回収対象となっているのは、不要になった衣服のうちトップス、ボトムスであり、1人につき1日5枚まで利用可能だ。なお、学生服・体操服・企業用ユニフォーム・道着といった制服類、氏名の記載があるもの、シーツ・布団・毛布などの寝装品などは回収できない。

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