自動運転レベル4を柏市が1月より開始へ 先進モビリティが車両開発
2025/12/12(金)
千葉県柏市は12月10日、柏の葉地域の一部区間で「特定自動運行(自動運転レベル4)」を2026年1月より開始することを発表した。
同地区では、柏ITS推進協議会が主体となり、一般車や歩行者、自転車が混在する一般道で、システムが全ての運転タスクを担う「特定自動運行(自動運転レベル4)」の実現に向け、2019年11月から自動運転バスの公道走行実証実験が行われてきた。さらに、2021年度からは、柏ITS推進協議会による実証実験を発展させるために、経済産業省と国土交通省の共同事業※1に採択されたRoAD to the L4 テーマ4コンソーシアム※2(以下、CooL4)が主体となり、特定自動運行実現に向けた公道走行試験が実施されている。
これら実証実験の結果を踏まえ、CooL4で車両開発を担当する先進モビリティの自動運転バス(中型バス)が2025年8月29日、国土交通省関東運輸局より道路運送車両法に基づいた自動運転バス(レベル4)車両の認可を取得。東武バスセントラルが2025年11月12日、同車両による営業運行の開始に向け、千葉県公安委員会より道路交通法に基づく特定自動運行の許可、ならびに2025年12月9日に国土交通省千葉運輸支局より旅客自動車運送事業の計画に係る変更の認可を取得しているとのことだ。









