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千葉・柏の葉、生活者向けポータルサイトを開設 ヘルスケアサービス提供

2020/11/30(月)

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スマートライフパス柏の葉 概念図

三井不動産とUDCKタウンマネジメント、メディカルノート、NTTドコモ、リンクアンドコミュニケーションの5者は、11月26日から柏の葉(千葉県柏市)に関わる生活者向けのポータルサイト「スマートライフパス柏の葉」の登録開始を発表した。

また、登録の開始に合わせ、ヘルスケア関連の提携サービスの提供も始める。「スマートライフパス柏の葉」における提携サービス間のデータ連携により、生活者個人に最適な健康増進活動の提案や病気の重症化予防、保険商品の提案など、カスタマイズされた各種サービスを提供していく予定だ。

「スマートライフパス柏の葉」は、柏の葉住民が登録可能のポータルサイト。登録すると、歩数や体重などのデータ管理ができる「dヘルスケア」(提供:ドコモ)、AI管理栄養士が健康アドバイスを提供する「カロママプラス」(提供:リンクアンドコミュニケーション)、専門医に直接相談が可能な「メディカルノート」(提供:メディカルノート)など、各種ヘルスケアサービスが利用可能になる。

サービス間のデータ連携には、日本ユニシスと三井不動産が共同開発したプラットフォームサービス「Dot to Dot」を活用する。「Dot to Dot」は、パーソナルデータの信頼性・安全性を高めるための本人確認およびID管理は凸版印刷のID認証サービスを活用する。パーソナルデータを個人の意思で預け、他サービスへ連携することができるデータバンクは日立製作所が提供した。(生活者の方の同意がなければデータ連携は行わない)

このパーソナルデータ連携により、これまで複数のサービスを利用する際に毎度パーソナルデータの入力が必要だったところ、煩雑なデータ入力・手続きを省略することができる。


現在、柏の葉ではスマートシティ事業を進めている。今回、三井不動産、日本ユニシス、アクセンチュア、日立製作所、凸版印刷が共同して「柏の葉データプラットフォーム(KDPF)」を構築した。 個人、事業者、医療機関、行政などが保有するさまざまなデータを連携し、さらに分野を越えたデータ活用を促すKDPFの運用開始により、柏の葉スマートシティのさらなる発展を目指す。
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柏の葉データプラットフォーム 概念図



当記事の画像は、三井不動産らの共同プレスリリースより抜粋。

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