川崎市、ティアフォー製といすゞ製の2台で自動運転実施 一部運賃有料
2025/9/10(水)
川崎市は9月5日、大師橋駅と天空橋駅を結ぶルート「羽田連絡線」において、ティアフォー製中型バス「Minibus 2.0」、いすゞ自動車製の国産大型バス「ERGA」の計2台で実証実験(レベル2)を行うことを発表した。
川崎市は7月10日、「Minibus2.0」、「ERGA」を使った複数台の自動運行を検証。さらに、羽田空港エリアと川崎を結ぶ「羽田連絡線」、川崎駅と病院を結ぶ「川崎病院線」の2路線において、運賃有料の実証運行を実施する(Minibus2.0のみ)ことを発表していた。今回の発表によると、まず「羽田連絡線」での実証を実施し、「川崎病院線」については、2026年1月頃を予定しているという。
具体的には、「Minibus 2.0」の運行を9月22日~11月14日、および11月24日~11月26日に、大人440円/回、小人320円/回、1日乗車券は400円/日(1乗車ごとに着席保証料金200円が必要)で実施する。支払方法は、現地でキャッシュレス決済(交通系IC、クレジットカード(タッチ決済のみ))の予定だ。また乗車者には、ランチ割引等の特典があるという。一方、「ERGA」の試乗は、10月3日、6日、7日、8日に運賃無料で実施するとのことだ。