KCCSとNPC、使用済み太陽光パネルのリユース事業で協業検討開始
2025/4/10(木)
京セラコミュニケーションシステム(以下、KCCS)とエヌ・ピー・シー(以下、NPC)は4月8日、使用済み太陽光パネルのリユース・リサイクル事業に関する協業についての検討開始を発表した。
KCCSは、京セラのグループ会社として太陽光発電所建設に携わっており、これまで培った設計・構築・保守のノウハウを活かし全国300社以上のパートナー企業と連携し、大規模なメガソーラーから屋根置きの太陽光発電などの導入を行っている。一方、NPCは、不要になった太陽光パネルをリユース・リサイクルするための中間処理を行っており、独自のホットナイフ分離法を用いた太陽光パネル解体装置で廃棄パネルの再資源化をしている。
両社は、保有する技術の特長と強みを生かし、太陽光パネルのリユース・リサイクルを含む新たな太陽光発電設備導入スキーム構築の協業について検討し、2050年までのカーボンニュートラル社会の実現に向けて取り組んでいくと述べている。