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マツダや博報堂ら、地域創生プロジェクトを東広島市福富地区で実施へ

2023/9/28(木)

マツダ株式会社(以下、マツダ)らは9月26日、東広島市福富地区における地域創生プロジェクト「“里山”から“福富のみらい”を創る“みらいの里山”プロジェクト」を10月よりスタートさせると発表した。

今回の取り組みは、広島県東広島市(以下、東広島市)、マツダ、株式会社博報堂(以下、博報堂)で実施する。今回のプロジェクトは、“里山チャレンジプラットフォーム”と“福富みらいベース”の2つから構成される。“里山チャレンジプラットフォーム”は、フィールドワーク拠点として、里山の再生、森を中心に学び・遊びを通じた地域内外の交流を図る活動だ。一方、“福富みらいベース”は、生活価値創出拠点として、旧竹仁(たけに)小学校のファシリティを再活用し、里山の資源の新たな活用、その学び・遊びを膨らませて現代のテクノロジーとの融合を図るという。

また、3者は、これらの活動や地域住民の暮らしを支える基盤インフラとして、“福富みらいベース”に太陽光を活用した再生可能エネルギーの発電等の設備を設置する。そして、拠点への供給や活動に参加する人々等の移動を支える地域交通システムへのエネルギーの供給を行う予定だ。

さらに、 「生活デザイン・工学研究所」では、志に共感し福富地区の創生に共に取り組んでもらえる企業や団体の輪を拡げ、福富地区に新たな価値や事業を創り出す活動を進める。そして、同プロジェクトを通じて、福富地区の自然の力を取り戻し、それを活用しながらモノ・コト・エネルギーを生み出していく地域循環型のサーキュラーエコノミー実現に向けた取り組みを進めていくとのことだ。

なお、3者は、今回のプロジェクトを通じて、アクティビティを兼ねた里山再生活動で、福富の自然環境の維持・向上と内外交流の促進を図る。同時に、再生可能エネルギーや里山を活用した地域の魅力発信、デジタル人材育成拠点への進化など、ここに集う人や企業のさまざまな活動とコミュニティ形成を実施。若い世代を中心に“住みたくなる、来たくなる福富”を目指すと述べている。


(出典:マツダ Webサイトより)

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