京急、COCOONプロジェクト開始 COCOONひろば平和島等設置へ
2022/8/24(水)
京浜急行電鉄株式会社(以下 京急電鉄)は、京急沿線で地域と共創するエリアマネジメント構想「COCOON(コクーン)プロジェクト」をスタートする。8月22日付のプレスリリースで明かした。
京急電鉄は、これまでも三浦半島エリアで地域事業者、自治体など142団体(2022年8月22日現在)参加の「COCOONファミリー」と滞在拠点やMaaS整備の「三浦COCOON」に取り組んだり、横浜市と連携協定を締結している。さらに、横浜市南部地域における公民連携のまちづくりを推進するとともに、川崎市とも包括連携協定を締結するなど、沿線の各地でエリアマネジメントを進めてきた。同プロジェクトでは、こうした地域連携の仕組みを沿線全体に拡大することで、地域特性に応じたまちの魅力向上に取り組む。そして、エリア間を自由に移動し、地域住民が自分らしく生活できる沿線を目指す。
同プロジェクトの取り組み第1弾として、平和島駅前に地域交流拠点「COCOONひろば平和島」を期間限定で8月26日に設置する。さらに、地域情報/MaaSサイト「おおたCOCOON」を同日に開設する。
同施設は、京急電鉄、東京都大田区、日本工学院専門学校、株式会社シンクロ・フードが産官学連携し約1年間運営する交流拠点だ。フードトラック、シェアスペース/オフィス、モビリティステーション、地域イベントスペースなどを運営する。同時に、「おおたCOCOON」を通じた地域情報発信やシェアスペース予約など、OMO(Online Merges with Offline)の手法を用いたエリアマネジメントで、平和島地域の魅力拡大を目指す。
なお、京急グループは、今後もCOCOONプロジェクトを沿線全体に拡大することを通し、変化の大きい時代における「新しいまちづくり」を進めると述べている。
(出典:京急 Webサイトより)