近年、⾃動運転の技術が発展し、自動車そのもののデザインから、環境や産業、地域社会との関係を切り離して考えることはできなくなってきた。モビリティデザインを取り巻く社会の状況において、将来のデザイナーの在り方、また、デザイン教育として何を学ぶべきかが問われている。

今回の講座では、次世代のモビリティデザイン教育について、有識者含め会場の⼀般来場者や学生とともに考える講座を開催予定だ。

登壇するのは、BMWのクリエイティブディレクターとして、さまざまな主要モデルのエクステリアを担当し、欧州の⾃動⾞メーカーで活躍した永島譲⼆氏が基調講演。パネルディスカッションでは、日産自動車のデザイナーとして「フェアレディーZ Z32」などを手がけ、現在は電気自動車普及協会の理事を務める山下敏男氏、日野自動車でデザイン部長を務め、現在は商業⾞を起点とした新たな移動価値の開発に携わる松山耕輔氏、東京工科大学デザイン学部で講師の相野谷威雄氏らで行う。

■開催概要
・⽇時：2023年10⽉28⽇ 15:00〜17:30(開場14:30)
・会場：東京⼯科大学蒲⽥キャンパス 3号館 地下1階 大講義室(蒲⽥駅より徒歩2分)
・定員：約200名(先着順)
・主催：東京⼯科大学デザイン学部、日本工学院専⾨学校デザイン科
・協賛：株式会社トゥールズインターナショナル

■講師
・永島譲⼆氏(元BMWクリエイティブディレクター/東京工科大学客員教授/日本工学院特別講師)
・山下敏男氏(元日産自動車プロダクトチーフデザイナー/電気自動車普及協会理事)
・松山耕輔氏(日野⾃動車 ソリューション事業部 経営企画部(執行職))
・相野谷威雄氏(東京工科大学デザイン学部 講師)

■プログラム
・基調講演(約45分)：永島譲⼆⽒
・パネルディスカッション(約60分)：永島譲⼆氏、山下敏男氏、松⼭耕輔⽒、相野谷威雄氏
・質疑応答

■特別公開講座 申し込み
・東京工科大学ホームページ申し込みフォーム
　https://www.teu.ac.jp/gakubu/design/kokai_koza3.html