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「空飛ぶクルマ」ベンチャーのLiliumがドイツの2空港と提携

2020/9/15(火)

リリウムのWebサイトより

ドイツの地域間航空移動サービス提供を目指す企業Lilium(リリウム)が8日、ドイツのデュッセルドルフ空港およびケルン/ボン空港の2空港との提携を発表した。
リリウムは5人乗りのeVTOLのLilium Jet(リリウムジェット)を開発している会社である。リリウムジェットは2019年5月に公開、時速100kmを超える速度で飛行できる。1回の充電で300kmを1時間で走行することを目標としており、2025年に商用サービス開始を目指している。

デュッセルドルフ空港とケルン/ボン空港は、ともにノルトライン=ヴェストファーレン州にある空港である。この州は人口1,800万人でドイツ最大かつ最多人口を誇る。またドイツ最大、ヨーロッパ全体でも3番目に大きいラインルール大都市圏も、ノルトライン=ヴェストファーレン州に属している。今回の発表によるとノルトライン=ヴェストファーレン州は、モビリティの本拠地となることを目指している。

地域航空移動の新しい輸送手段確立を目指すリリウムは、ノルトライン=ヴェストファーレンを理想的な場所だと述べている。ノルトライン=ヴェストファーレン州にまたがるモビリティネットワーク内で、2つの空港がハブになる方法を探ることが今回の提携の目的である。

リリウムのCOOであるレモ・ガーバー博士は、「アーヘン、ビーレフェルト、ミュンスター、ジーゲンなどの都市は、地域最大の国際空港に30分以内で直接接続される」とし、「手頃な価格で排出ガスのない高速接続」が実現すると述べている。なお、アーヘン、ビーレフェルト、ミュンスター、ジーゲンは全て、ノルトライン=ヴェストファーレン州の都市である。

またリリウムは、今年7月14日に東レと炭素繊維複合材料の供給契約の締結したことを発表した。リリウムジェットの胴体、主翼、動翼などに、炭素繊維複合材料が使用されている。

(出典:リリウムのWebサイト、および東レのWebサイトより)

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