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【日本初】マクニカら、5G×立体音響搭載エンタメ自動運転EVバスの公道走行実施

2024/1/23(火)

ARMA(写真左)、走行コース(写真右)

株式会社マクニカ(以下、マクニカ)らは1月19日、日本初の「5G×立体音響搭載エンタメ自動運転EVバス公道走行」共同実証実験実施を発表した。

同実証は、マクニカとMMスマートソリューション・コンソーシアム実行委員会(以下、MMコンソーシアム)が、NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)と協力して実施するものだ。みなとみらい21地区での5G通信と連動した自動運転実装を見据えた実証実験として、MMコンソーシアムが実施する「MMスマートソリューション・プログラム」の採択事業として、2月3日と4日に行うという。

具体的な実証内容としては、自動運転EVバス「ARMA」の公道走行と、マクニカ製遠隔運行管理システム「everfleet」を用いた自動運転EVバスの遠隔監視を実施する。「ARMA」の公道走行では、DATTARUJIN合同会社が提供するエンタテインメントコンテンツ「M←→M Sound Entertainment Tour(エムエム・サウンド・エンタテインメントツアー)」を活用。日本初のエンタテインメント自動運転EVバスの公道走行を行う予定だ。

一方、「everfleet」を用いた自動運転EVバスの遠隔監視では、横浜ハンマーヘッド内マクニカブースにて、自動運転EVバスの遠隔監視ディスプレイを設置し、来訪者に自動運転EVバスの運行状況を案内する。くわえて、同地区におけるNTT Comの「ネットワークカスタマイゼーション」による5G通信網を活用した映像品質も検証するという。「ネットワークカスタマイゼーション」は、NTTドコモ5Gやローカル5Gをはじめとした通信ネットワークをユーザーの要望に合わせて、エリア調査から構築設計・導入支援までをサポートするネットワークの総合的なコンサルティングサービスだ。

なお、マクニカは、今回の公道実証実験を通して、技術的課題だけではなく、事業モデルの検証も考慮しながら進める。これにより、街のポテンシャルを生かした多種多様な産業のイノベーションの支援、およびビジネスエコシステム形成に尽力し、同地区における先進的な街づくりを展開していくと述べている。

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