丸紅ら4社、空飛ぶクルマの運航実現に向けた事業性評価・検証実施
2023/9/1(金)
丸紅株式会社(以下、丸紅)らは8月30日、大阪府・大阪市・兵庫県が連携し公募した空飛ぶクルマの社会実装推進を目的とした補助事業に採択されたと発表。丸紅、株式会社エイチ・アイ・エス、株式会社みずほ銀行、ならびに東京海上日動火災保険株式会社の4社で取り組むという。
同事業の目的は、大阪・関西万博開催後の関西エリアにおける空飛ぶクルマ運航事業の推進体制の整備・構築だ。具体的には、「関西エリアにおける需要分析」、「候補ルートごとの運航条件の調査」、「候補ルートごとの最適な充電・バッテリー管理方法に関する調査」を検証する。また、同事業で対象となるルートは、「夢洲エリア」、「大阪市街地(森ノ宮近辺)」、「神戸市街地」、「尼崎市街地」、「関西国際空港エリア」、「神戸空港エリア」、「但馬エリア(竹田城・城崎温泉・但馬空港)」、「淡路エリア」、「高野山エリア」、「瀬戸内エリア(小豆島・直島・福山)」の12エリアの内、2エリア間を結ぶルートだ。なお、4社は、同補助事業を通じて事業性のある運航ルートを見極めることで、関西エリアにおける空飛ぶクルマの社会実装の早期実現を目指すと述べている。