名古屋鉄道、医療コンテナとドローン輸送を連携させる実証実施へ
2023/11/6(月)
名古屋鉄道株式会社(以下、名古屋鉄道)は10月31日、災害時やイベントで活用される医療コンテナとドローン輸送を連携させる実証実験を実施すると発表した。
同実証は、名古屋鉄道が愛知県から受託した「あいちモビリティイノベーションプロジェクト『空と道がつながる愛知モデル 2030』 実証実験業務」の一環として実施する。同実証のテーマは「医療コンテナへの医療物資輸送」だ。株式会社プロドローン、愛知医科大学病院、愛知県豊田市と協力して行うという。また、同実証では、医療コンテナの長期間設置による医療物資の不足などを想定し、ドローンで医薬品などの補充を行うとともに、廃棄物に見立てた物を回収する往復輸送を実施する。さらに、医薬品の輸送を通して、高付加価値品におけるドローン輸送の安全性や品質保持の適正性の検証を行うとともに、往復利用による運用効率化を検証するとのことだ。
(出典:名古屋鉄道 Webサイトより)