三菱ふそうら、バッテリー交換式EVの物流事業者における実用性実証開始へ
2025/6/10(火)
三菱ふそうトラック・バス(以下、MFTBC)、三菱自動車、Ample Inc.(以下、Ample)、ヤマト運輸の4社は6月6日、バッテリー交換式EVとバッテリー交換ステーションの物流事業者の業務における実用性に関する実証を9月から東京都で開始することを発表した。
同実証では、150台超のバッテリー交換式EVと14基のバッテリー交換ステーションを使用する。バッテリー交換の目標時間を5分間に設定しており、物流のダウンタイム短縮につながるほか、バッテリーを手動で交換する必要がないため、ドライバーの負担軽減にもつながる見込みだ。また、同実証は、東京都および東京都環境公社の2024年度「新エネルギー推進に係る技術開発支援事業」に採択されているという。
なお、4社は、今回の実証を通じて、バッテリー交換式EVの実用化と商用EVのさらなる普及に向け、バッテリー交換技術の確立および運用基盤の構築を目指す。さらに、温室効果ガス排出量の削減に向けて、バッテリー交換ステーションでの再生可能エネルギー由来電力の使用を検討すると述べている。
(出典:MFTBC Webサイトより)