三菱地所と西濃運輸、自動運転トラック等受け入れの基幹物流構想検討開始
2025/6/3(火)
三菱地所と西濃運輸はこのほど、レベル4自動運転トラック等の次世代モビリティの受け入れ可能な次世代型の物流施設を整備することでトラックドライバー不足という社会課題の解決を目指す「基幹物流構想」の実現に向けた共同検討開始を発表した。
三菱地所は、2022年2月より京都府城陽市東部丘陵地青谷先行整備地区で高速道路ICに直結した「次世代基幹物流施設」の開発計画を進めている。一方、西濃運輸らのグループ会社であるセイノーホールディングスは、T2や福山通運らとともに幹線輸送の実証を進めている。
今回検討する事項は、次世代基幹物流施設の効率的な建物計画・運用方法、施設内に設置されるクロスドックフロア、(自動運転トラック等による幹線輸送と地域輸配送の結節点となる、荷物の積み替え機能)のスキーム構築・オペレーションなどだ。
なお、両者は、今回の協業により、基幹物流構想の実現可能性と社会実装への道筋をさらに強固なものとし、社会課題を解決するシームレスな物流体系の実現に向け取り組んでいくと述べている。
(出典:三菱地所 Webサイトより)