MIRAI-LABOは、太陽光路面発電技術、リユースEVバッテリー技術、バッテリーの無瞬断切替技術、省エネ照明技術などを軸に自律型MaaSコアプロダクツの開発を行っている。やまびこは、小型屋外作業機械等、各種機械の製造および販売を行っている企業だ。

今回の提携の目的は、「農林造園業機械に代表される屋外作業機(乗用を含む)の電動化ならびに移動型バッテリー充電システム」の開発・事業化だ。両社が目指す「低炭素・循環型社会の実現」に向けた協業体制を強化する。そして、両社の技術を生かした事業拡大とMIRAI-LABOの技術のさらなる発展を進め、経済活動と自然環境の維持・改善を目指す。

具体的には、MIRAI-LABOの自律型エネルギーインフラAIRとやまびこの発電機を組み合わせる。これにより、天候に左右されず、災害にも強いハイブリッド自律型エネルギーシステムを開発し、事業化を目指す。自律型エネルギーインフラAIRは、MIRAI-LABOが開発する太陽光路面発電パネルとリユースEV蓄電池で構築したものだ。

さらに、MIRAI-LABOが開発するリユースEVバッテリーを活用。屋外作業機の電動化ならびに充電のための移動型バッテリー充電システムを開発し、事業化することを目指すという。