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三菱自動車、タイ工場で太陽光発電を稼働 生産に伴うCO2削減へ

2021/2/22(月)

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MMThレムチャバン工場に設置した太陽光発電設備(三菱自動車ニュースリリースより)

三菱自動車工業株式会社(以下、三菱自動車)は、タイにおける生産・販売会社であるミツビシ・モーターズ・タイランドのレムチャバン工場で大規模な太陽光発電設備の稼働を開始した。

現地の生産・販売会社であるミツビシ・モーターズ・タイランドは、現在、同県レムチャバンに生産工場とエンジン工場を有し、海外における三菱自動車最大の生産拠点だ。

今回、5メガワットの容量の太陽光発電設備を導入する。加えて、2メガワットの容量の太陽光発電設備を今後増設する予定だ。これにより、生産活動に伴うCO2排出を年間で6,100トン以上削減できる見込みだという。

三菱自動車は、昨年11月に発表した環境への取り組みの方向性と目標を定めた「新環境計画パッケージ」の中で「環境ターゲット2030」に基づき、事業活動によるCO2削減目標を2014年度比40%削減とし、達成に向けた取り組みを進めている。
※ 2050年CO2排出ネットゼロ社会の実現に貢献するため、2030年までに取り組むべき項目を明確にした目標

取り組みの一つとして、生産活動によるCO2排出低減のため、再生可能エネルギーの導入を促進しており、太陽光発電設備などの導入により、低炭素でクリーンな自動車生産を行う環境の整備を目指している。

今後も、国内外の生産拠点で大規模な太陽光発電設備を導入する予定だ。

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