三井化学、運転者の視覚サポートを実現するドライバーズグラス発表
2021/7/21(水)
三井化学株式会社(以下、三井化学)は6月24日、新機能ドライバーズグラス「Ds’Assist : ディーズアシスト」を6月25日から販売すると発表した。メガネスーパー等限定104店舗で販売している。
この眼鏡は、三井化学とメガネスーパーを運営する株式会社ビジョナリーホールディングスが共同企画したものだ。ドライバーの「見る力」を強め、明るさや色の差を見分ける力をアシストし、快適なドライブをサポートすることが期待される。さらに、自動車業界の安全対策における中心的な役割を担う一般社団法人日本自動車車体補修協会(以下、JARWA)からの推奨を受けている。「Ds’Assist」は、光制御テクノロジーであるNeoContrast、UV+420cut、LEDライトカットの3つの機能を併せ持ったレンズを採用した。NeoContrastは、眩しさや見づらさの原因となる黄色光を選択的にカットして視覚の衰えをカバーする機能だ。UV+420cutは、紫外線や可視光線の中で特に強いHEV光をクリアなレンズでカットして眼を守る。LEDライトカットは、白色LEDの特定波長を選択的にカットすることで眩しさを軽減することができる。これらの機能により、視機能の低下が顕著となるシニアドライバーをはじめ、あらゆる運転者のドライビングシーンにおける視覚のサポートを実現する。
また、夜間運転時のJIS規格にも適合している。LEDヘッドライトに対する防眩効果により、夜間の運転時においても必要な光量を十分に確保したうえで安全に使用することが可能だ。
三井化学は、「視界品質QOV(Quality of View)」をコンセプトにしている。この概念は、視力の最適化や快適な見え方、目の健康管理、病気予防など目に関わる病気の質、満足度の尺度だ。このコンセプトをもとに、視力矯正から、目の健康と快適さまで、より良い視界を追求する製品開発に取り組むと述べている。
(出典:三井化学 Webサイトより)