京都MKタクシー、AIを活用した自動コールバック機能運用開始
2024/10/30(水)
MKグループは10月22日、京都MKのコールセンターでメータータクシーの自動コールバック機能の運用開始を発表した。
今回の仕組み導入の目的は、ドライバーやオペレーターの負担軽減だ。利用希望者がタクシーを注文したあと、一部の配車において「お迎えの車両が確定した時」、「お迎えの車両が到着した時」、「車両が見つからない時」に自動応答で利用者に電話するという。また、配車車両が見つからないなどの理由により利用希望者を待たせる状況において、利用希望者がキャンセルの電話をしたくても回線混雑でつながらないケースがあった。今回の仕組み導入により、自動コールバックに対して「いいえ」と答えることで自動キャンセルも可能となることから、回線混雑の改善も期待できる。
なお、MKグループは、今後京都MKでの導入によりシステム上の問題もなく、利用者の利便性向上、従業員の業務負担軽減の効果が認められれば、滋賀MK、名古屋MK、札幌MKにも同様のシステムを導入していくと述べている。