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国交省の自動運転重要支援地域 ムービーズ、ロボタクの運行実証開始

2025/10/3(金)

走行の様子

ムービーズは10月2日、北海道上士幌町で、地元住民の方を対象としたロボットタクシー(以下、ロボタク)の運行実証開始を発表した。この取り組みは,国土交通省の「地域公共交通確保維持改善事業補助金(自動運転社会実装推進事業)」の重要支援事業の一環として実施するという。

同実証の特長は、総延長100km(往復含む)のエリアを対象に、マッピング開始から“のべ24時間”で運行開始体制を構築した点だ。外部3次元高精度地図に依存しない「マップレス技術」により、初期立ち上げを高速かつ低コストで実現したとのことだ。

また、同実証では、ロボタクにおいて国内最長※となる一般道における総延長100kmを、国内最速※となる時速60km/hで実施する。ルートは、市街地から約5km~20km離れた山間部・農村道と市街地を結び、ルートの一部に一般の乗客に乗車してもらう予定だ。

さらに、ムービーズは、冬季の積雪環境下での実証も予定しており、夏冬を通じた実証で運行時の安全性・信頼性・運用性を多角的に評価すると述べている。

※ 同社が把握する範囲での比較結果。
※ 市街地と農村部・山間部を結ぶ総延長100kmのエリア(プレスリリースより)

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