EV充電をIoT化する「Nature EV Switch」発表 – パナソニックと新サービス開始
2025/3/4(火)
Nature株式会社は、電気自動車(EV)の充電用コンセントをIoT化する「Nature EV Switch」を発表した。パナソニックと提携し、2025年5月より「おうちEV充電サービス」として提供開始予定。6月には自社アプリ「Nature Home」にも対応し、独自展開を図る。
Nature株式会社は、EV充電用コンセントをIoT化する新製品「Nature EV Switch」を発表した。これは、EV充電の効率化と利便性向上を目指す次世代IoTデバイスである。パナソニックと業務提携を結び、2025年5月から「おうちEV充電サービス」として提供を開始する予定。
「Nature EV Switch」は、EV充電用コンセントと接続し、内蔵のLTE通信機能を使ってクラウドシステムと連携する。これにより、ユーザーは充電状況をモニタリングしながら、最適な充電管理を行うことが可能。また、効率的なエネルギー利用と電気代削減にも寄与する。
Natureとパナソニックは、EVユーザーに向けた新たな充電管理サービスを提供し、脱炭素社会の実現を目指す。今後、6月には自社アプリ「Nature Home」への対応を進め、独自展開を計画している。正規取扱店やパートナー企業の募集も開始しており、さらなる市場拡大を狙う。
「Nature EV Switch」は、Natureが構築するエネルギーマネジメントプラットフォーム「Nature DER Platform」の一環であり、多様な分散型エネルギーリソースの管理を通じて、2050年カーボンニュートラルの実現に貢献しようとしている。
この新しいEV充電ソリューションは、EVユーザーにとって利便性を大幅に向上させ、スマートなカーライフを提供することが期待される。