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ナビタイムジャパン、配達ドライバー向け機能をカーナビアプリにて提供開始

2022/2/9(水)

株式会社ナビタイムジャパンは、iOS向けカーナビアプリ「カーナビタイム」のプレミアムプラスコースにて、配達ドライバー向け機能を提供開始する。2月8日付のプレスリリースで明かした。
「カーナビタイム」を利用しているユーザーのうち、仕事で利用している人は約5割を占めている。さらに、同社は2021年4月、「カーナビタイム」にタクシードライバー向け機能を大幅拡充。トラックドライバーユーザーが多いことから、主に個人宅や企業への配達を担うドライバー向けの機能を開発した。

さらに、同社は、プレミアムプラスコースの機能に加え、建物名や表札などが表記されているゼンリン住宅地図を見られる「住宅地図プラスコース」を新設する。Android OS向けには、2月中旬に提供開始予定だ。

配達ドライバー向け機能の特徴は、配達リストに配達先とステータス(配達中/不在/配達完了)や配達時間指定、置き配指定、荷物サイズなどの詳細情報を一元管理できる点だ。配達地点をリスト上で管理できるようになり、例えば「未配達で、配達指定時間が午前中」のように登録した情報での絞り込み検索も可能だ。多数の配達先を一元管理し、独自の経路探索エンジン技術を活用することで、最適な巡回経路を案内できる。リストには目的地のほかに最大100件まで経由地を設定することができる。経由地には、滞在時間も設定可能だ。

また、同アプリの地図上では、市区町村や丁目などの行政区画の境界線が表示された行政界地図を見ることが可能だ。さらに、「住宅地図プラスコース」に登録すると、建物名や表札などが表記されているゼンリン住宅地図を見ることができる。地点検索時にも住宅地図を表示できるため、個人宅への配達時の誤配防止や、建物や表札を目印に移動するタクシーの送迎や引越業などにも活用できる。なお、同社は、今回の機能について、遅配・誤配の防止や、個人向けの宅配個数の増加や配送ドライバーの人手不足という社会課題を解決する一助となればと述べている。

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