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ネスレと佐川急便 新規宅配サービスで地域コミュニティ創出へ

2018/9/27(木)

ネスレ日本株式会社(以下、ネスレ)と佐川急便株式会社(以下、佐川急便)は、人手不足や環境についての問題解決と、地域コミュニティの創出を目指す宅配サービス「MACHI ECO便」を、10月1日から開始する。

CSV(Creating Shared Value = 共通価値の創造)という考え方のもと、ネスレは、急速に成長するEコマース市場を背景とした人手不足や環境についての問題解決を目指し、環境にやさしい新たな宅配サービスを開発した。宅配サービス「MACHI ECO便」は、ネスレ日本と佐川急便が共同で開始し、今後はさらに「MACHI ECO便」への参加企業を募る。まずは10月1日から、東京6区(港区/品川区/千代田区/中央区/新宿区/渋谷区)、大阪4区(北区/中央区/福島区/此花区)で「MACHI ECO便」のサービスを開始する。サービス地域は順次拡大していく予定だ。

「MACHI ECO便」の概要

ECO HUB(ストックポイント)を拠点とし、地域のコミュニティを創出するサービス

「MACHI ECO便」では、「ECO HUB(エコハブ)」と呼ばれるストックポイントの役割を各地域のサービス協力者が担う。ECO HUBまでの倉庫業務から配送業務の管理、及び実務は、佐川急便が行う。そしてサービス利用者は、「近所のECO HUBに商品を取りに行く」もしくは「近所のECO HUBから商品を配達してもらう」のいずれかを選択し、「商品を取りに行く」場合は、商品代金から割引を受けることができる。一方、ECO HUBの協力者にも手数料を還元する。ECO HUBを拠点とした、世代の枠をこえた地域コミュニティの創出が期待されている。

「MACHI ECO便」 の概要

「MACHI ECO便」 の概要


環境にやさしいサービス

ECO HUBからの配達は徒歩、または自転車で行う。さらに段ボールを使用せず、サービス利用者にはオリジナルのエコバッグを提供するので、より環境に優しい配送サービスとなっている。

サービス利用者とECO HUBをつなぐ「宅配マッチングプラットフォーム」を構築

サービス利用者は、近所のECO HUBを専用のWEBサイトで検索することができ、自分のニーズに合った配達方法や場所を選択することができる。今後、ネスレと佐川急便は、両社が有する知見を相互に共有しながら、この「宅配マッチングプラットフォーム」を構築していく方針だ。

「ECO HUB」の検索イメージ

「ECO HUB」の検索イメージ

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