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西鉄、Visaのタッチ決済による改札機通過の実証実験を5駅で開始

2022/5/30(月)

西日本鉄道株式会社(以下、西鉄)、三井住友カード株式会社(以下、三井住友カード)、QUADRAC株式会社、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社は、西鉄の電車(以下、西鉄電車)において、三井住友カードの公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用し、Visaのタッチ決済による改札機通過に関する実証実験を7月15日より開始する。5月25日付のプレスリリースで明かしている。

Visaのタッチ決済とは、Visaのタッチ決済機能のあるカードやスマートフォン等を機器にかざすことで、決済をスピーディに完了する仕組みだ。世界で約500以上の公共交通機関に導入されており※、一般的な乗車方法として認知されている。福岡市内では、福岡市地下鉄が2022年5月~2023年2月末(予定)で実証実験を行っている。国内の乗客だけではなく、世界で広く普及する乗車手段を導入することにより、今後次第に回復が期待されるインバウンド観光客にとっても、便利に安心して旅行を楽しめる環境づくりの一環として期待されている。
※2021年年次報告書より


今回の取り組みでは、福岡の観光の中心となる西鉄福岡(天神)や太宰府などの西鉄電車5駅の改札口に、Visaのタッチ決済に対応した専用改札機または簡易読み取り機を設置する。この取り組みにより、券売機で切符を購入したり、ICカードにチャージしたりすることなく鉄道乗車が可能になり、券売機やのりこし精算機前の密回避や大きな手荷物を持っている場合でもスムーズに利用できる。実証期間は、7月15日~2023年3月末までの予定だ。

決済プラットフォーム「stera」は、キャッシュレス導入に際した課題を解決するため、三井住友カードが、GMOペイメントゲートウェイ株式会社、GMOフィナンシャルゲート株式会社およびVisaと共同で構築した事業者向け決済プラットフォームだ。「stera transit」は、公共交通機関向けソリューションであり、「stera」の決済プラットフォームとタッチ決済を活用している。現金・事前チャージの必要がないという消費者の利便性向上に加え、感染症予防対策、インバウンド受け入れ環境の整備、地域のキャッシュレス決済促進など、交通分野にとどまらない幅広い効果も期待されている。また、「stera transit」の技術は、MaaSやスマートシティの認証基盤として活用できる。今後も、全国各地で導入を予定しているという。

なお、西鉄は今後、本格導入を目指し、ユーザーの意見を伺いながら、対象駅拡大などについて検証を進めると述べている。

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