日産自動車、「プロパイロット パーキング」の技術を生かした「おもてなし」
2018/1/26(金)
日産自動車は、25日、新型「日産リーフ」に搭載している自動駐車機能「プロパイロット パーキング」の技術から発想し、旅館のアメニティグッズや備品を整理整頓する「ProPILOT Park RYOKAN」を公開した。
「プロパイロット パーキング」は、昨年10月に発売した新型「日産リーフ」に搭載している自動駐車技術。
3操作で、駐車に必要なステアリング、アクセル、ブレーキなどの操作を自動制御する。駐車スペースにあわせ、後向き駐車、前向き駐車、縦列駐車を選択することが可能。
「プロパイロット パーキング」の利便性を体感してもらうため、300年以上の歴史を誇る箱根の老舗旅館「一の湯本館」の協力のもと、先進の自動運転化技術で「おもてなし」を進化させた、未来型旅館を公開した。
「プロパイロット パーキング」がスイッチ操作で駐車を自動アシストするのと同様に、「ProPILOT Park RYOKAN」では、スイッチ操作で「さまざまな備品」が、自ら定位置へと移動し、自動的に整理整頓される。
玄関、宿泊室などの天井に設置されたカメラが、スリッパや座布団などの位置を把握し、リアルタイム画像処理技術とソナー情報を組み合わせ、それぞれが進行すべき正しい位置を指定。
その情報をもとに、自走機能を持つスリッパ、座布団、テーブル、リモコンなどが空いているスペースへと自ら「駐車」を開始する。