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NTTモビリティの動向やIOWNにも注目 NTTグループの自動運転取り組みまとめ【2025年2月~2026年2月】

2026/3/2(月)


ロボティクス
ネットワンシステムズとNTT西日本は2026年1月13日、IOWNオールフォトニクス・ネットワーク(All-Photonics Network 以下、IOWN APN)を活用した次世代オートメーション実証実施を発表した。

同実証の目的は、模倣動作によるモデル学習における分散データセンターの有効性、自律型協働ロボティクスの遠隔推論、マルチベンダーデバイスとのAPN接続といった有効性の確認だ。NTT西日本が運営するIOWN APN実証環境として、大阪京橋、堂島および福岡の3拠点を接続し、分散データセンターでAI処理を行うシステム構成の実験を実施している。

具体的には、約600km離れた拠点を含む3拠点のGPUノードを活用した分散学習において、ネットワーク遅延に対するチューニングを実施した結果、ローカルデータセンター環境と比較して約86.0%の処理能力を達成(学習時間は約1.17倍)したという。


NTTデータCCSは、オプテックス、Netsdar Robot Solutions、日本オーチス・エレベータと共同で、宅配ロボットが荷物を自室の玄関先まで自動配送する実証実験を福岡市内のUR賃貸住宅で実施する。スマートフォンアプリを介して自動ドアやエレベーター、配送ロボットが連携。宅配業界が抱える人手不足や再配達問題の解決を目指す。

実証の内容は、宅配事業者がマンションのエントランスに到着したところから始まる。宅配事業者はスマートフォンアプリを操作し、エントランスの自動ドアを解錠。マンション内に入ると、荷物を配送ロボットに載せる。

その後、ロボットはエレベーターと連携し、目的の階まで自動で移動。目的階に到着すると、居住者のスマートフォンに通知が届き、居住者はアプリ操作で自室の玄関ドアを解錠する。ロボットは玄関先まで荷物を届け、配送を完了するという流れ。


除雪車の自動運転
NTTドコモビジネス(以下、NTTドコモビジネス)、北海道エアポート、ID&Eホールディングス傘下の日本工営、パーソルAVCテクノロジー、パーソルクロステクノロジー、ドコモ・テクノロジは2025年11月5日、総務省事業(2025年度「地域社会DX推進パッケージ事業」)等に採択されたことに伴い、稚内空港で除雪車を自動運転走行する実証開始を発表した。

同実証では、空港内で自動運転除雪車を走行させ、除雪作業の省力化、自動化において技術面と効果面の観点で有用性を評価する。さらに、自動運転除雪車を、ローカル5Gなどを用いて遠隔監視することで、遠隔監視システムの効果検証も実施し、実用化に向けた課題抽出と対応策の具体化を進めるという。

具体的には、空港除雪車両の走行自動化の実証、遠隔監視システムおよび遠隔監視に必要となる通信環境の構築と有用性検証、運用体制の検討を行う。くわえて、技術面では、自動運転技術の精度と通信の安定性を評価。効果面では、空港作業で求められる作業スピードの確保、北海道エアポートはじめ積雪環境の他空港への展開可能性を評価するという。

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