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NTTマーケティングアクトProCXら、市民共創実証プロジェクト開始

2022/11/9(水)

株式会社NTTマーケティングアクトProCX(以下、NTTマーケティングアクトProCX)ら3者は、大阪府立泉北高等学校(以下、泉北高校)と連携し、新たなスマートシティ推進事業の創出に向けた市民共創実証プロジェクトを開始する。11月1日付のプレスリリースで明かした。
同プロジェクトは、NTTマーケティングアクトProCX、大阪府堺市(以下、堺市)、西日本電信電話株式会社 関西支店(以下、NTT西日本)の3者で実施する。さらに、SENBOKUスマートシティコンソーシアム※(以下、コンソーシアム)における「データ連携WG」の活動の一環として行う。

「SENBOKU New Design」、および「堺スマートシティ戦略」の理念や「SENBOKUスマートシティ構想」で示すコンセプトに基づき、公民がイコールパートナーとして取り組みを推進するコンソーシアムとして2022年6月に設立(プレスリリースより)
泉北ニュータウン地域では、SENBOKUスマートシティコンソーシアムの会員とともに、さまざまな分野でのスマートシティの取り組みを行っている。しかし、取り組みには「市民と共に創る」という視点で、市民の声(Voice of Citizen 以下、VoC)を収集・分析し、コンソーシアム会員が取り組む事業に活用する仕組みの構築が重要だ。

同取り組みは、VoCを活用した市民共創のファーストプロジェクトとして、SDGs活動に積極的な泉北高校 軽音楽部の生徒と連携する。そして、泉北ニュータウン地域の抱える課題解決に向けた議論・発表を行い、コンソーシアムの新たなスマートシティサービスの創出を目指す。プロジェクト期間は、2022年11月7日~2023年2月28日の予定だ。

また、議論には、オンラインAI議論システム「D-Agree」を活用する。これにより、生徒は、期間中、自分の好きな時間に投稿することができる。議論のデータは、顧客体験デザインに実績のあるNTTマーケティングアクトProCXの専門のアナリストによる分析を行い、生徒の議論や発表に反映させる。合わせて、コンソーシアムのサービス創出にもつなげる予定だ。

なお、堺市は、SENBOKUスマートシティコンソーシアムにおける市民共創の実現に向けて、今後も民間企業との連携を通じた取り組みを進めていくという。

さらに、NTTマーケティングアクトProCX、およびNTT西日本は、地域課題解決や新たなまちづくりに向けた価値の創出に、より多くの市民の声をつなげられるよう、VoCを始めとしたICT活用の取り組みを実施する。この取り組みを通じて、公民連携、および市民参画促進を協働で推進していくと述べている。

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