ドコモビジネス、運送特化の法人向けテレマティクスサービス提供開始
2025/12/12(金)
NTTドコモビジネスは12月1日、運送事業者向けに特化した法人向けテレマティクスサービス「LINKEETH スマート運送」の提供開始を発表した。
同サービスの特長は、ドライバーの日報作成効率化、走行状況や作業ステータスのリアルタイム把握、配送遅延の事前検知などだ。具体的には、配送計画を取り込み、予定と実績の管理が行うことができる。ドライバーはスマートフォンで配送計画を確認することができる。渋滞などにより遅延が発生した場合は、遅延状況を検知し管理者に通知が送られるため、計画の見直しや早期の対応が可能だ。また、車両の現在地、荷待ち中や荷役中などの作業ステータスをリアルタイムで確認できる。作業ステータスは配送実績に付加され、適切な休憩取得など1日の勤務状況を管理することが可能だ。くわえて、車両の位置を地図上で閲覧することが可能であり、荷主などに対し、指定した車両のみ位置情報を公開することができる。これにより、荷主・配送担当者・ドライバー間での進捗確認の電話対応が不要となり、業務負担を軽減する。
さらに、配送計画をもとに出発/到着時刻などを日報に自動で反映させる。日報をデジタル化することで、紙ベースでの管理から脱却が可能となり、日報作成にかかる時間や管理コストを削減するという。なお、NTTドコモビジネスは、同サービスを活用した運送業務のDXをさらに推進し、運送事業者の業務効率向上を支援する。これにより、運送事業者自身が効率的な配車管理や稼働管理を行える環境の提供を目指すと述べている。
(出典:NTTドコモビジネス Webサイトより)







