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【スマートシティアプリ】NTTデータ関西、EYE-Portal開発へ

2023/4/21(金)

EYE-Portal
サービスイメージ

株式会社NTTデータ関西(以下、NTTデータ関西)は、地域活性化につなげるスマートシティアプリ「EYE-Portal」を2023年10月の提供に向けて開発を開始した。4月20日付のプレスリリースで明かしている。

近年、多種多様なサービスが増え、生活が便利で豊かになる一方、情報過多や多様なサービスが行き交い複雑化している。生活者はライフスタイルに合ったサービスの取捨選択が必要になってくるが、「便利そうではあるものの、よくわからないので使っていない」といった自身に最適なサービスを活用できていない課題がある。

同アプリでは、住民一人一人に寄り添った情報やサービスを提供し、生活の質を向上させることにくわえ、自治体・企業・地域住民をスムーズにつなぎ合わせる。これにより、複雑化する地域課題を解決し地域活性化につなげる。自治体やスマートシティ運営団体は、同アプリを通して、補助金に依存することのない自走式スマートシティモデルを構築し、持続的なサービスを実現できる。

同アプリの特長は、総合ポータルアプリのパッケージとして、各種設定を行うことで利用開始できる点だ。モビリティ・ヘルスケアなどのスマートシティで取り組んでいる実証実験の窓口とすることで、地域住民は一つ一つのサービスを別々にインストールする必要がなくなる。

さらに、同アプリでは、リアルタイムな情報をプッシュ通知で情報発信することができる。登録された各種情報に基づき、利用者一人一人に合わせた販促活動やボランティア、防犯、福祉などさまざまなサービス提供に利活用可能だ。

くわえて、同アプリでは、企業との連携による地域経済の活発化も考慮している。例えば、地域住民が情報発信された地域の祭りをカレンダーへ登録することで、行動予測から企業サービスへの連携につなげることが可能になる。これにより、地域住民の認知度向上や行動変容による地域経済への活性化を促進し、持続的なスマートシティサービスを実現する。なお、NTTデータ関西は、「誰も取り残されないスマートな社会」と「生活者の幸福度“well-being”の向上」の実現に貢献すると述べている。

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