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NTT東日本、神奈川県横須賀市の事業に各種ICTツールを提供

2021/8/2(月)

よこすかルートミュージアムスタンプラリー

東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)神奈川事業部は、横須賀市の取り組む事業に各種ICTツールを提供することで支援すると発表した。NTT東日本が7月29日付のプレスリリースで明かしている。
横須賀市、NTT東日本、株式会社NTTe-Sportsは2020年10月21日、「ICT及び新たなスポーツを活用した「地域活性化に向けた3者連携協定」」を締結した。今回の発表は、締結協定の具体的取り組みのひとつだ。各種ICTツールは、よこすかルートミュージアムスタンプラリーとビッグデータを利用したマーケティングに活用する。
よこすかルートミュージアムスタンプラリーは、よこすかルートミュージアムのモデルコースを周遊ルートとしたスタンプラリーだ。よこすかルートミュージアムという新たな観光の楽しみ方を体感してもらい、周遊促進につなげるという。

横須賀市では観光利便性の向上及び周遊促進を目的に、2020年度末から2021年度にかけてICTサービスを整備中だ。その事業の一環として、「JOYPIT」というオリジナルプレートを市内の約50カ所の施設に設置している。このプレートには、ICチップを内蔵しており、、スマートフォンをかざすだけでさまざまな情報やサービスを瞬時に表示できる。今後は、非接触型の情報提供等に活用していく予定だ。

ビッグデータを利用したマーケティングでは、来訪者数、性別、年代等の収集データを分析し、より効果が見込める施策の検討などに活用する。横須賀市は、来訪者の属性や回遊パターンなどのデータを収集できる「AIBeacon」を市内の主要観光施設に設置した。来訪者の情報から、観光時の満足度向上や再来訪意欲・滞在時間の増長といった観光施策への活用を図る。「AIBeacon」は、株式会社アドインテが提供する製品だ。

なお、NTT東日本は、引き続き「ICT及び新たなスポーツを活用した「地域活性化に向けた協定」」の具体的取り組みを進めると述べている。

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