Osaka Metro、舞洲万博P&Rにおける自動運転バスの運行再開
2025/6/26(木)
大阪市高速電気軌道(以下、Osaka Metro)は6月24日、舞洲万博 P&R 駐車場の待機場で4月28日に発生した自動運転バス車両のコンクリート擁壁への接触事故により取りやめていた自動運転の運行再開を発表した。
今回の運行再開は、対策の完了と走行試験の結果、安全が確認でき、関係機関への報告が完了したことで実施する。くわえて、今回の事故の原因となったシステムの設定誤りは、舞洲万博 P&R でのレベル4自動運転に対応するための改造を行った5台のみであり、万博会場内および森之宮エリアで行っている自動運転バスには問題がないことを確認しているという。
また、同社は、今回の事象については、何らかの要因により発生した車両のネットワークシステムからのエラー情報に起因した自動運転システム上のリセット処理時の通信速度設定誤りによるものの、輸送の安全確保に対する責任を持つ運行事業者として責任を痛感しているという。そして、今後運行再開から万博閉幕までの間においては、より一層の安全管理体制のもと、自動運転システムメーカーとさらなる連携を図り、万全の態勢により自動運転バスの安全運行を確保していくと述べている。なお、詳細は、以下で公開されている。
https://www.osakametro.co.jp/news/news/other/20250624_jidouuntenbus_saikai.php
(出典:Osaka Metro Webサイトより)