パル・マルシェの目的は、地域住民にパルシステムを理解してもらうことだ。パルシステムの宅配で届ける産直青果や商品を販売するという。パルシステム埼玉では、年1回各配送センターを開放し、パル・マルシェを開催している。さらに、パル・マルシェでは、生産者やメーカーが出展し、青果や食品とともに生活雑貨も展示販売。じゃんけん大会など子どもが楽しめる企画も用意するという。

くわえて、パル・マルシェの各会場では、展示や販売のほかに、行政や地域の活動団体と連携した企画も開催する。熊谷センターでは地域NPO法人による手作り味噌販売、大宮センターでは県連携の防災講習を実施する。川越センターでは地域の中・高等学校の生徒がボランティアで出展を手伝うとのことだ。ほかにも、さまざまな連携の形を企画しているという。なお、パルシステム埼玉は、これからも地域のさまざまな団体と連携し、誰もが住みやすいまちづくりを目指していくと述べている。