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パナソニック、宅配ボックス「e-COMBO LIGHT」発売

2023/4/17(月)

「e-COMBO LIGHT」

パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社(以下、パナソニック)は三菱商事株式会社(以下、三菱商事)と協業し、宅配ボックス「e-COMBO LIGHT(イーコンボライト)」を4月21日から発売する。4月12日付のプレスリリースで明かした。
「e-COMBO LIGHT」は、自宅からEC商品・レンタル商品などを発送できるサービス「SMARI(スマリ)サービス」に対応したものだ。同サービスは、三菱商事が提供するEC商品・レンタル商品の発送・返品・返却サービスで、伝票の記入なども不要で発送の手続きができる。すでに関東、関西、中京地区のローソン店舗など(約3000拠点)や提携事業者で利用可能となっており、宅配ボックスでの「SMARIサービス」の対応は戸建て住宅初(2023年4月現在、パナソニック調べ)だ。

また、「e-COMBO LIGHT」は、戸建て住宅でEC商品・レンタル商品などの発送・返品・返却を行うことができる(SMARI対応タイプ)。EC等で購入した商品の発送・返品やレンタルサービスを、宅配業者やコンビニエンスストアに持ち込むことなく自宅から非対面で発送することが可能だ。ほかにも、サブスクリプションサービスなどの返却、商品修理や補修のための発送作業にも利用できる。SMARI宅配ボックス発送サービスは、現時点で約20社と提携している。

くわえて、「e-COMBO LIGHT」では、電池式(単三電池6本)のため電源工事は不要となっている。設置には専用工具を使用せず接着剤で施工する台座により、専門業者ではなく施主が自分で設置することもできる。さらに、「e-COMBO LIGHT」は、パスコードで開け閉めできるキーレス仕様となっており、あらかじめ設定したパスコードを入力することで解錠可能だ。

また、パナソニックは、自宅で発送・返品・返却が可能な宅配ボックスを設置することによる利便性向上の検証を、東京都 世田谷区 戸建て住宅30世帯を対象に行っている。この検証では、自宅からの発送で、発送所要時間は店舗発送と比較して平均22.5分から5.7分となり、75%の削減となった。一方、配達については、宅配ボックスの設置前と設置後で比較をすると、再配達率は8.3%から3.6%となり、57%の削減となったという。さらに、置き配によって雨天での荷物濡れや防犯面の不安もあり、宅配ボックスへの投函の満足度が高いことも明らかになったとのことだ。


(出典:パナソニック Webサイトより)

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