パナソニックコネクト、マイナンバーカードを活用したセルフレジのデモ支援
2025/3/24(月)
パナソニック株式会社(以下、パナソニック)は3月14日、デジタル庁が実施した、流通小売店舗のセルフレジでスマートフォンに搭載されたマイナンバーカードの情報を用いて年齢確認を行うデモンストレーションをパナソニック コネクト株式会社(パナソニック コネクト)が支援したことを発表。セルフレジの活用等による流通小売店舗の省人化・効率化を推進する観点から実施されている。
今回のデモンストレーションは、将来的にマイナンバーカード機能がスマートフォンに搭載可能になることを見据えて行われたものだ。セルフレジにおける年齢確認対象商品(酒類・たばこ)販売時の年齢確認を想定し、運用の実用性やユーザビリティの確認および課題抽出により、社会実装に向けた動きを加速させることを目的としている。当社は、スマートフォン上に搭載されたマイナンバーカード情報を読み取るアプリケーションを開発・提供しています。
また、今回の取り組みは、現状セルフレジでの年齢確認対象商品販売時に必要な店舗従業員による有人対応が削減され、省人化や業務負荷軽減につながることが期待されている。さらに、店舗従業員が購入者に対して年齢確認を要求する際の抵抗感や、購入者とのトラブルによる店舗従業員の精神的負担も軽減される見込みだ。くわえて、購入者は身分証などの本人確認書類を持ち歩くことなく、スマートフォン一つでスムーズに年齢確認対象商品を購入できるようになる。なお、パナソニックコネクトは、現場にイノベーションをもたらすことで多様な人々が幸せに暮らせる、持続可能な社会の実現を目指していくと述べている。

利用イメージ
(出典:パナソニック Webサイトより)