パナソニックグループ会社、産業用蓄電システム単相連系タイプ(V2X対応)受注開始
2023/8/29(火)
パナソニック株式会社エレクトリックワークス社(以下、パナソニック エレクトリックワークス社)は8月28日、「産業用蓄電システム単相連系タイプ(V2X対応)」の受注を12月21日より開始すると発表した。
同商品では、EVバッテリーに蓄えた電力をビルや施設内などへ供給するV2Xと蓄電池を連携させ、太陽光発電の電気をビルや施設内などで自家消費することができる。さらに、業界初※1のEV※2と蓄電池による同時充放電を実現した。これにより、より多くの太陽光発電をビルや施設内などで有効活用(太陽光発電の自家消費向上)でき、太陽光発電の売電量・系統からの購入電力量を減らすことが可能だ。※1:国内の創蓄連携型V2Xシステム(単相連系タイプ)の2023年8月21日時点で発売済みの商品において(2023年8月21日時点パナソニック エレクトリックワークス社調べ)。創蓄連携型V2Xシステムとは、太陽光発電と蓄電池と電気自動車を連携させて電力を活用するシステム。
※2:接続可能な電気自動車は、パナソニック エレクトリックワークス社公表の対応車種に限る。対応車種については、受注開始日までにパナソニック エレクトリックワークス社ホームページで公開予定。(プレスリリースより)
また、同商品は、平常時、高度な協調制御により同一共用分電盤に最大4システム接続できる。このため、従来比※4で、約4倍の最大出力24kW※3まで対応可能になった。さらに、単相負荷に対する追従制御で外部制御装置なしでも太陽光発電の全量自家消費※5を実現。逆潮流発生/RPR動作によるシステム停止リスクを低減することで太陽光発電の継続利用を実現している。※2:接続可能な電気自動車は、パナソニック エレクトリックワークス社公表の対応車種に限る。対応車種については、受注開始日までにパナソニック エレクトリックワークス社ホームページで公開予定。(プレスリリースより)
※3:1つの共用分電盤に4システムを接続した場合の系統連系運転時の最大出力。
※4:パワーステーションシングルの系統連系運転時の最大出力と比較した場合。
※5:太陽光発電の交流出力分について全量を自家消費する(余剰分の発電を抑制)。(プレスリリースより)
くわえて、V2Xスタンドは、エアコン室外機1台分より小さい床面積で設置可能なコンパクトサイズだ。駐車場の限られたスペースにも設置しやすく、電気自動車の購入時期に合わせて屋外工事のみで後から増設できる。なお、パナソニック エレクトリックワークス社は、今後もエネルギーソリューションの提供を通して、快適で豊かな暮らしの実現に貢献していくと述べている。※4:パワーステーションシングルの系統連系運転時の最大出力と比較した場合。
※5:太陽光発電の交流出力分について全量を自家消費する(余剰分の発電を抑制)。(プレスリリースより)