パナソニックASのフルディスプレイメーター、マツダ乗用車が採用
2023/10/18(水)
パナソニックグループは10月16日、パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社(以下、パナソニックAS)のフルディスプレイメーターが、マツダ株式会社の「MAZDA CX-90」に採用されたと発表。パナソニックASのフルディスプレイメーターがマツダの乗用車に採用されたのは2車種目となる。
フルディスプレイメーターは、12.3inchの大画面ディスプレイを採用し、速度や警告などの車両状態をグラフィックスでドライバーに表示するシステムだ。車両状況に応じてグラフィックスが変化し、適時・適切な情報を表示することができる。これにより、ドライバーが安全・安心を感じながら運転できることに貢献するという。さらに、CX-90に搭載されたフルディスプレイメーターは、ドライバーが運転時に見やすく認知しやすい表現を3Dグラフィックスで実現している。ほかにも、今回のメーターは、ドライバーの好みやクルマの走行状況に応じて、多数の画面モードに切り替えることが可能だ。安全性を保ちながら、シームレスなアニメーション遷移によりさまざまなドライビング体験を提供している。
なお、パナソニックASは、今後普及が期待されるフルディスプレイメーターの領域において、リーディングカンパニーを目指す。そして、フルディスプレイメーターの開発・納入を通じて、安全・安心で快適なドライビング環境に貢献していくと述べている。