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パナソニック、イオン電池劣化メカニズム解析で米ブラウン大学と共同開発

2025/11/4(火)

パナソニック エナジーは10月30日、米国のブラウン大学とリチウムイオン電池の劣化メカニズム解析に関する共同開発開始を発表した。

今回の連携の目的は、長期使用における電池内部での劣化メカニズムを解析する新たな手法を確立、その原因を特定し、そこで得られた知見を材料開発に反映させて電池のさらなる耐久性向上を実現することだ。また、耐久性が向上することにより、EVの急速充電やデータセンターのバックアップ用蓄電池などで求められる高出力用途への対応も可能となるという。

なお、ブラウン大学工学部のFeng Lin准教授の研究室では、先進材料やセル診断解析等を活用し、電池材料の劣化挙動を体系的に解明するなど、電池材料解析技術の確立を進めている。両者は、ブラウン大学工学部の電池材料解析と、パナソニック エナジーの円筒形リチウムイオン電池の開発・生産に関する知見を組み合わせることで、将来的な電池性能のさらなる進化を加速させると述べている。

(出典:パナソニック Webサイトより)

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